遊ばなくなったおもちゃを集め、ゲームや遊びを通して、おもちゃが欲しい子どもに渡る仕組みです。
南畑おもちゃバンクの仕組み
①遊ばなくなったおもちゃをまとめます。
②南畑おもちゃバンクにおもちゃを預けます(寄付してもらいます)。
③預けられたおもちゃは、子ども祭りのゲームの景品、おもちゃクジ、おもちゃビンゴ、かえっこなどの遊びに活用されます。
新しい持ち主におもちゃが渡ります。
この仕組みで出来ること
遊ばなくなって、家に眠っているおもちゃを使って遊びます。
遊ばなくなったおもちゃが、新たに子ども達の手に渡ってまた遊ばれます。
集めたおもちゃを、ただ子どもにあげるのではなく、ゲームや遊びを通して、自分の手で手に入れる喜びがあります。
遊ばなくなったおもちゃをリユースします。
遊ばなくなったおもちゃを捨てるのではなくシェアする仕組みです。
お祭りやイベントをスタッフだけで準備するのではなく、地域の人も巻き込む仕掛けになります。
お金がかからない、無料で出来る仕組みです。
イベントや子ども祭りなどの景品に予算をかけたくないときに有効です。
※「南畑」は、この記事を書いている私が住んでいる地名です。
※「NPO法人おもちゃバンク」とは、仕組みが違います。関係もありません。
集めたおもちゃの活用方法
集めたおもちゃを、どのようなゲームや遊びで、子ども達が手に入れるかを考えます。
・ゲームコーナーの景品
・遊び通貨を使ったおもちゃ屋さん
・かえっこ
・おもちゃビンゴ
・じゃんけん大会
・おもちゃクジ
・ぬいぐるみくじ
・缶バッチくじ
・スーパーボールすくい
・おもちゃすくい
など
受け取れないおもちゃ
貰い手がつかないおもちゃや、管理しづらいおもちゃがあります。チラシや看板に書いておき、受けとらないという方法もあります。
・汚れたおもちゃ
・壊れたおもちゃ
・部品のないおもちゃ
・かさばる大きなおもちゃ
・部品がバラバラになりやすい
・CD、本、ビデオテープ
・陶器、ガラスなど割れやすいもの
・おもちゃ以外の物
など
おもちゃの保管場所
すぐに子ども達の手に渡ないおもちゃや、イベント終了後に残ったおもちゃを、保管しておく場所を探します。
・倉庫
・物置
・一時的に自宅に置く
など
おもちゃの仕分け
どのような遊びやゲームに振り分けたり、使えるおもちゃ捨てるおもちゃを仕分けします。誰がその作業をするのかを決めます。
余ったおもちゃ
イベントが終わり、余ったおもちゃの処分方法と、誰がそれをするかを決めます。次の機会まで取っておくのであれば、保管場所を探します。
おもちゃボックスの設置場所
おもちゃボックスをどこに置くかを考えます。施設の管理者に設置の許可をとります。
・児童館
・公民館
・保育園
・幼稚園
・学童クラブ
など
おもちゃを受け付ける期間
おもちゃボックスを設置し、どれくらいの期間置かせてもらうかを考えます。設置期間を決めおかないと、設置場所の施設に迷惑がかかることがあります。
お問い合わせ先
おもちゃを寄付したい人が質問をしたいときに、お問い合わせ先を掲示する必要があるかを考えます。必要があれば誰が対応するのかを決めます。
・担当者名
・連絡先
など
お問い合わせ方法
どのような方法でお問い合わせに答えるかを考えます。
・電話番号
・メールアドレス
・LINEアドレス
・ホームページアドレス
・SNS
など
お知らせの方法
おもちゃバンクの仕組みを周知する方法を考えます。
・チラシ
・口コミ
・看板
・ポスター
・SNS
・イベントなどで呼びかけ
など
シェアアイテム
下記の「おもちゃバンクの仕組みの看板」の画像をシェアします。PDFなのでダウンロードしてコンビニなどで印刷出来ます。イラストや文書などの書き換えも自由です。
おもちゃ受け付けボックス
どのような大きさや形のボックスを置くかを決めます。
・箱の大きさ
・デザイン
・看板
・説明文
など
下記の「くまボックスの作り方」を参考にしてもいいです。
さいごに
おもちゃバンクの取り組みを実践された方は、コメント覧に感想、改良点、レポートなどの書き込みをして下さい。
それを見た人の役に立ったり、仕組みをバージョンアップする為の参考事例になります。
このページのイラストや文章は、チラシや看板などにコピーして使って頂いてかまいません。
コメント