①大人だけで対話 「子どもはこう思っているんじゃないか」と考えて大人だけで対話。
②大人と子どもが共に対話 直接 子どもの話しを聞きながら対話。
遊び場を作るときに、どんな遊び場を作ろうかとみんなで話し合います(会議をする)。そこには活動の当事者である子どもたちの姿がないことが多いです。
ルールづくりに活動の当事者である子どもたちはいたのか?
家族のルール、学校のルール、公園のルール、サークル活動のルール、施設のルール、地域のルール、社会のルール、子どもが関わる活動や場所にはいろいろなルールがあります。
・子どもが関わる活動のルールを決めるときに活動の当事者である子どもたちは参加しているのだろうか。参加しなくてもいいのだろうか。
・大人の都合だけでルールを決めてしまっていないだろうか。
・活動の当事者である子どもたちの声が活動に反映されているのだろうか。反映しなくていいのだろうか。
活動の当事者である子どもたちを交えて、会のルールづくりを出来ないかと、しんごは考えました。
遊び場づくりの活動に活動の当事者を巻き込む
遊び場を作るときに大人たちが集まって「子どもたちはこう考えているんじゃないか」と思いながら話し、遊び場のルールを決めたり、遊びの企画を立てたり、遊びの準備をします。
出来上がった遊び場で子どもが遊ぶ。ど子どもはサービスを楽しむだけの「お客さん」になってしまっていないだろうか。
活動の当事者である子どもたちを巻き込み、大人と子どもが共に遊び場をつくる活動をしてみたい。
遊び場のルールづくりに子どもたちを巻き込んでみました。
「楽しもう!!ボードゲームの会」では会議の時間に、子どもたちを誘って大人と子どもが一緒になって会議をしてみました。やってみて分かったこと。
・大人だけで決めた方が楽、簡単、話が早い。
・時間がかかる。
・効率が悪い。
・子どもたちは会議慣れしていない。
・子どもたちにとって会議は楽しくない活動みたい。
・子どもたちの集中力が続かない。
・子どもたちは会議よりもボードゲームで遊びたい。
・途中から子どもたちはいなくなった。
・途中から大人だけの会話になってしまった。
2023/03/23現在「遊び場のルールづくりに活動の当事者を巻き込む」は上手くいっていません。子どもたちは会議よりもボードゲームで遊びたいみたい。活動の中心年齢が小学3年生だからまだ早いのか?会議慣れしていないせいか?参加したくもない会議に無理やり子どもたちを参加させたくもない。これからも子どもたちには、いつでも会議に参加出来ることを伝え、試行錯誤を繰り返しながらゆっくりとチャレンジを続けてみます。
しんごメモ
・大人と子どもが共に会の運営をする。
・遊び場の当事者なのに遊び場のルールを作れない子ども。
・勝手に大人だけで話を進めてしまう。
・子どもをお客さんにしない。
・民主主義。
・子どもたちに話を聞いて活動に活かす。
・子どもたちにアンケートをとって声を反映する。
・当事者の声を聞いて反映する。→あっ言ったら変わるんだなと子どもたちは思う。
・当事者の声を聞くが反映しない。→どうせ言ったって無理と子どもたちは思う。諦め。思考停止モード。
・思った通りには子どもは動かない。それが普通のこと。
・会の運営は大人にとっては面白い活動(遊び)だが、子どもにとってはつまらない活動(遊び)?
・自分たちが遊び場のルールを作ったり変えたり出来るのに気づいていないのかも知れない。
・当事者意識が低い。
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