体の成長と共に着られなくなる子ども服。まだ綺麗なので捨てるのは勿体ない。「おさがり」として子ども服をシェアする仕組みです。
おさがりカンパの仕組み
あさかの森プレーパークを開催中に「おさがりカンパ」の看板を出して、シートの上に子ども服を並べています。
来場者は欲しい服を選ぶことが出来ます。
カンパはプレーパークの活動資金になります。
カンパなので必ずしも入れなくてもいいみたいです。
子ども服の募集は大々的には行っていません。
自然に集まってくるそうです。
たくさん集まり過ぎても困るので、看板には「季節のものを少しずつ持ち寄っています」と書いてあります。
遊び場でおさがりの子ども服が使われる事例
プレーパークで遊んだ幼児が泥だらけになってしまった。
着替えの服を準備していなかったので着て帰る服として着替える。
「今日は汚してもいい服じゃないから遊べない」と言う親御さん。
子どもは遊びたいけれど遊べない。
そんな時にここにある服に着替えて遊ぶ。
小学生だけで遊びに来た。
「服を汚したら怒られるかも?」という理由で、遊ぶことが出来ない。
汚してもいい服に着替えてから遊び、遊び終わったら自分の服に着替えて帰る。
汚してもいい服で遊ぶことが出来ることで、子どもは服の汚れを気にすることなく、思いっきり遊ぶことが出来ます。
プレーパークに限らず、お下がりの子ども服をシェアする仕組みは、児童館、保育園、幼稚園などでも可能だと思います。
持ち寄れる場所さえあれば予算もかかりません。
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